2.現実的にデイトレードを検証する |
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しかしながら今度はその売買枚数(ロット)の問題を現実的に考えてみる。 |
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デイトレードをやられている方の、資金配分をどの位でやっているのかは解らないが、当然リスクやマネージメント面も踏まえ、例として預け入れ証拠金の30%でデイトレードをしていると仮定しよう。 | |||||||||||||||||||||||
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※上の本証拠金表で30%運用と仮定した場合の運用資金の仮定である。 |
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以前の第1回利用動向調査でも500万円以下の預け入れで取引されている方が95%ということを加味して考えると、計20枚ロットでの売買は現実的難しいと考える(マネージメントを考えなければ意味の無いことだが)。 そう考えると1回の売買枚数は1〜15枚程度の間におさまってくるが、注文分散を加味すると、1ロットは1〜10枚程度の間となってくるのではと思われる。 とすると、おおよそ2日に1回のペースで10〜15枚(毎日だと7枚程度)を平均してトレードできる方であれば定額制の方が現実的に考えてもメリットが生まれると考えてよいのではないか?
しかしながらボラティリティ(変動率)や休息、時間的都合なども踏まえると毎日トレードしつづけることは至難の技とも言えることをお忘れなく。 更に細かい方だと、実際トレードするときの手数料三井Fで40円(ガソリン)、太陽ゼネで210円、一律で900円の点も言い出すので少し補足しておく。 三井Fだと900-40=860円、太陽ゼネだと900-210=690円トレード時に優位では在るが(1枚あたり)、例えばガソリンの1ティックの変動だと100(倍率)×1(枚)×10円(1ティック)=1000円であり、勿論の事ながら最低値幅の損益は定額制の方が有利である。 ただ、現行の東工取システムが30秒に1回、10件づつオーダーを取りに来る現状でタイムリスク・注文執行という面を考えると、ここまで細かいところの問題以上にシステム面での不都合が多すぎるといえる。 ま、このあたりはティックチャートなんぞでも確認されたし。 システム・操作・確認・取り消し・仕切り・連続注文などのタイムリスク・執行リスクもよく考えられたし。 値段は確かにリアルになったかも知れないが、それに伴う注文執行環境が伴っていない今では、デイトレードはかなり難しく不透明と考えておいたほうがいい。安易にデイトレード勧めている取引員はどうかな?と思っているのが現状である。マシンガンではなく、単発式では。 これはオンライントレーダーの声が集まる掲示板などを見てみればよく解る。 参考になりましたか? |
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