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Case of Robbins-Taicom Championship

 


■初めての投資経験
――まず今までの投資経験ですね、初めての投資経験というか、相場に携わった一番最初の取引、そのことについてお聞かせください。
●炭谷氏 私はね、相場の研究は16歳位から初めて、実際に始めたのは高校を卒業して東京に出てきて、あるところからお金を借りてやったんですよ。40-50万担保にして100万位借りたんですかね、そして相場をやったんですよ。で、その銘柄がアラビア石油だったんですけれども、ところがその借りたところがトンズラしてしまって、私が50万くらい出資してるんですよ、で、アラ石を自分で買ったと思ったんですが多分そこは呑んでたんでしょうね、でその会社がなくなってしまって一生懸命貯めたお金がパーになってしまって、それが最初です・・
――いわいるマーケット以外のリスクということですね。
●炭谷氏 そうなんですよ。貧乏だったんですよ、18の頃は。
――では、それが一番最初の取引ということで。
●炭谷氏 そうです、最初に売買したのはそれで、マイナススタートです。それを取り戻すのが大変だったんですよ。それでしょうがないので、トヨタの自動車工場に行って流れ作業のアルバイト(季節工)をやって、半年で70-80万稼いだのかな、それでまた始めたんですよ。
――フェアリーさんは?
●フェアリー氏 4年前の9月ですかね、始めてから4年半位経っているかと思います。一番初めは商社系の会社で金をやりました。

その時は一番最初に「ラリーウィリアムズの相場で儲ける法」をよんで、これは面白そうだからやって見ようと思い、それで自分なりにシミュレーションしてやってみました。まあ予想通り2ヶ月くらいで40万位無くしました(笑)。その後は大豆か何かをやって見たりしたのですが、結局次の1年くらい含めて140万位はマイナスですね。

――やはり一番最初はマイナススタートということで。
●フェアリー氏 それで、そんなことばかりやっていても仕様が無いなと、いろいろ考えたりして、丁度その頃「魔術師リンダラリーの短期売買入門」の本が出版され、それでこういうやり方もあるんだなと思って、2年半前位にパラジウムのチャートを見てこれなら使えるかなと思い、それを始めてから・・・
●炭谷氏 リンダラリーの本のどの方法論を使ったのですか?
●フェアリー氏 "80-20's"だとか、朝方仕掛けるやつですね、あとリスクの管理の仕方とかですね。それでその年の10月位からやり始めたと思うのですが、それで翌年1月にはパラジウムが暴騰したおかげで、それまでの損プラス利益を取ることが出来ました。
――それでは、割合に短期売買中心に?
●フェアリー氏 最後2月の中旬位までストップ張り付き状態で、あれで元銭を稼いで・・・、(パラジウムが)売買停止になったじゃないですか、それで他に何か無いかなと思ってガソリン・灯油を見つけて今に来ているというところです。それで丁度今2年くらいですよね。
――では、さほど投資歴としては長くないですね。アキラッチさんは?
●アキラッチ氏 私は3年前に証券の口座を作って10万円だけお金をいれて(笑)。そこから低下株でスタートしたのですが、低位株動かないんですよね。それでチマチマとやって20数万になって、少し持つようになったらその保有しているうちの1社が潰れてやられたと(笑)。
――まあ皆さん初めての取引は、さほど大きい成果は出なかったということですけれども、特に投資の世界では勝ったトレードより負けたトレードの方が学ぶところが多いとも言われます。

>> [Profile2] 印象に残る「負けトレード」


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