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Case of Robbins-Taicom Championship

 


■印象に残る負けトレード
――では次に、今まで一番印象に残った負けのトレードについてお話をお伺いできればと思います。またそこから次にどういう風にトレードを変えていったかというところも併せてお聞かせ下さい。
●炭谷氏 私が一番負けたのはバブルの後で、ワラントをやっていて、あれでほとんどお金が無くなってしまいました。あれが一番ひどいです(笑)。

私は絶えず相場に対して研究しているのですが、若いときは一発当ててやろうという"やまし根性"があったので、やられてしまいました。でも今は年とともにその"やまし根性"がなくなりましたので、自分の研究の成果がそのまま発揮できコンスタントに儲けるようになりました。
 
"やまし根性"があると例えば100万の資金が300-400万になると、天狗になって更に今度は儲けてやろうと思ってましたが、そういう性格が年とともにだんだんなくなってきましたので、だから最近はコンスタントに儲けられるようになったということでしょうね。
――コンスタントに儲けられるようになったのは何歳くらいの頃ですか?
●炭谷氏 今私は48歳ですけれど、6-7年前ですね。その頃から株をやり、商品はインターネットで出来るようになり手数料が安くなってからですね。私個人は株が本業ですから、要するに業績で勝負をやっていたんです。
――ファンダメンタルですね。
●炭谷氏 そうそう。それで少しづつ資金を増やしていって丁度インターネットで売買できるようになったきたと。私は人を介して取引(注文)するのが嫌な人間なんですよ。あまり人間好きでないんですよ。あなたは好きですけどね(笑)。
――ありがとうございます(笑)
これで機械でいいなと、それならやろうと、それでやっと実力が出てきたということで、このまま儲けていこうと。あまり贅沢もしないでゆっくりとね。それは年がそうさせていると思います。若いときはもっと贅沢したいとか思いましたけど、もうゆっくりでいいんですよ。
――フェアリーさんの印象に残る「負けトレード」は?
●フェアリー氏 前の年の11月始め頃ですかね、灯油の期近の方8枚位買っていてそのころ大分儲かっていたのですが、余裕をもってディズニーランドに遊びに来てたんですよね(笑)。それで帰ってみると暴落してたと(笑)。それで180万くらい吹っ飛ばした計算になります。

それでそれから"リスク管理"をきっちりやらなければということになり、3ヶ月位かかって何とか取り戻せて、それ以来なるべく損はしないようにと年頭においてトレードするようになりました。

あと、見れないときは注文を出さないか、蓋(両建)をしておくと、そういうことがありましたのでテロの時とか大きな損も無くこれました。順調に来ていても"過信"すると先程述べたことがような事になるので、大きく張らないとか注意しています。
 
ただ炭谷さんとちがって今たまたま儲かっていますが、来週も儲けられるという自信は全く無いです。これから利益をあげられるかどうかは全く自信がないので、いつもたまたま儲かったなという感じでやっています。また皆「余剰資金でやっている」とかいいますが、私は無くなったら困るお金という意識でやっているので減らしたくないという事を優先してやっています。それが結果的にいいものに繋がっているとは思います。
――やはり真剣の度合いが変わってくるということですね。
●フェアリー氏 ええ。あとは、タイコム証券の場合は下ろせない(※チャンピオンシップ中は出金不可)ということも逆にパフォーマンスをあげられたということもあると思います(笑)。普段は資金が増えたら1ヶ月毎に下ろしてしまうので。
――なるほどですね。ではそれも上手く"リスク管理"になっていると。
●フェアリー氏 その時の教訓で多く資金を積んで大玉張って残しておくとやられるということを学びました。
――では、アキラッチさんは?
●アキラッチ氏 私はとりあえず今回の第2回大会でまた50万円入れてやっているのですが、第1回の感覚でそのままいったら、いきなりやられて半分くらいになってしまって(笑)。

それでどうしようかなと、建てられるのがもう1,2枚しかできないので一生懸命やってやっともう直ぐ元のところまで来たんですけれど。一回やってそれを取り戻してやろうという感覚でやるとやられるかな、と。

>> [Profile3] 各々のリスク管理手法


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